
難民・移民のわたしたち
これからの「共生」ガイド
遠い国のことじゃない、隣の「あの人」のこと
日本に暮らす難民・移民の人たちは何に困っているの?
当事者や支援者、子どもたちのリアルな声を集めた、「難民・移民」を知るための、世界で一番わかりやすい超入門書。
第1章 どうして難民・移民の人は日本にいるの?
イラン独裁政権から逃れてきたジャマルさん
韓国で兵役を拒否し、パリでベーグル職人になったイェダりん
CASE1 ミョーチョーチョーさん〜ミャンマーから
「強制送還されるくらいなら自殺する」
みんなが持てるはずの「国民カード」がもらえない
軍人の子どもたちに怯える先生たち
夢を持ってやってきた日本で受けた仕打ち
一年間にわたる収容生活
働けず、福祉の対象にもならない「仮放免」という「無理ゲー」
入管に行く交通費もなく、病院にも行けない日々
他国とここまで違う 難民認定率と入管施設
CASE2 アリーヤさん(仮名)〜アフリカのある国から
「赤ん坊を殺す」ことを命じられ
日本に逃れてきたものの・・・
一番つらいのは、助けてもらわないと生きていけないこと
新しい命の誕生
「平和になったら帰りたい」
ウクライナ避難民と他の国の難民との「待遇格差」
「外国人をもっと受け入れてほしい」
CASE3 クラウディオ・ペニャさん〜チリから
チリのクーデターと軍事独裁政権
東日本大震災の混乱の中、在留資格を失う
「たまに自殺したいと思います」
第2章 難民・移民の人たちはどんな生活をしているの?
困窮した外国人を支援する大澤優真さんに聞く
日本で命を落とした1人のカメルーン女性
ひっきりなしにかかってくるSOSの電話
コロナ禍で失われた同国コミュニティの支え合い
逃れてきた日本で追い詰められる外国人
持続可能な支援のために「就労」を認めて
あまりに不十分な公的支援
苦しみに国籍や在留資格は関係ない
「在日クルド人と共に」理事 松澤秀延さんに聞く
日本語教室で見た「共生」の光景
最初にぶつかる言葉の壁
「テロ対策」に巻き込まれる無関係のクルド人
「3K」仕事を担ってきたクルド人たち
厳しさを増すヘイトや移民排斥の動き
スウェーデンで難民認定さたクルド人
川口市長の異例の要望
両親を守りたいから「弁護士になりたい」
第3章 難民・移民の子どもたちは何に困っているの?
「人生がめちゃくちゃになってしまう」と訴えた女の子
CASE1 エリシャさん(仮名・17歳)
日本人の友だちにはわからない「仮放免」のリアル
「私たちはあなたを見捨てない」仮放免高校生奨学金プロジェクト
通訳、子どもの世話などヤングケアラー的な側面も
外国人の子どもたちが背負わされているもの
「帰れ」と言われても
一番望むのは、病院
CASE2 アリさん(仮名・20代前半)
サッカー少年に立ちはだかる「仮放免」の壁
「犯罪者の息子、帰れ」と言われて
自らの中にあったクルド人への偏見
「牢屋から解放された気持ち」約14年間の仮放免生活が終わる
やっと頑張れる、やっと未来の計画ができる
将来は難民研究や教育に関わる国連職員になりたい
国という「後ろ盾」がないということ
偏見はやめて一人一人を見てほしい
第4章 日本の難民・移民政策って? 入管ってどんなところ?
移民問題を研究する高谷幸さんに聞く
日本で働く外国人の歴史
技能実習生をめぐる変化
「商品」扱いされる技能実習生
暴かれた難民審査のずさんさ
「日本は外国人を受け入れる資格がない」でいいのか?
どうすればウィシュマさんを救えたのか 弁護士・指宿昭一さんに聞く
入管で奪われたある女性の命
相次ぐ入管での死亡事例
そもそも在留資格ってなに?
どうすれば救えたか
改正入管法、3つの懸念
未来が見えない子どもたち
第5章 難民・移民の人たちに、私たちができること
「難民・移民フェス」の仕掛け人・金井真紀さんに聞く
面白いことだけで食べていけるかの「実験」
初めての「シットイン」で出会ったコンゴ人男性
「仮放免」となったジャックさんの保証人に
思いつきから始まった「フェス」
「支援者」にはなれなくても「友だち」にはなれる
おわりに
河出書房新社/1,420円+税
2024年8月27日発売

死なないノウハウ
独り身の「金欠」から「散骨」まで
この一冊で解決! 困った時の必読書
「お金がなくなったら」「病気をしてしまったら」「働けなくなったら」・・・。
失職、親の介護、病気など、「これから先」を考えると押し寄せる不安。各界の専門家に取材し、社会保障制度や使える民間サービス、また自らの死後のペットの世話、スマホやサブスクの解約、散骨に至るまでを網羅。「一家に一冊」の声、続々。
まえがき
序章 私の経験
私のフリーター経験
生きづらさを抱える若者たち
「ネット心中」が流行る背後で
プレカリアートとの出会い
「ロスジェネ」と名付けられる
年越し派遣村によって可視化された貧困
間近で見てきた、「人が助かる瞬間」
生死を分ける「情報」
コロナ禍、支援現場は野戦病院状態に
手に入れてきた「死なないノウハウ」
第一章 お金
― 社会福祉士・横山北斗さんに聞く
自らの小児がん経験
家賃が払えない ―住居確保給付金
病院に行けない ―無料低額診療
ネカフェ生活で携帯が止まった ―生活保護
ブラックリスト入りしても契約できる携帯
友人がシングルマザーになると宣言―ひとり親が使える各種の制度
難病と診断されたら ―難病医療費助成制度
学費の負担が重い ―高等教育の修学支援新制度
生活費が足りない ―生活福祉資金
夫・妻が亡くなったら―遺族年金
DV男や毒親に居場所がバレたくない―支援措置、行方不明者の不受理措置
数年後、お礼を言いに来た「患者」たち
第二章 仕事
― プレカリアートユニオン執行委員長・清水直子さんに聞く
これまで約500件の相談を解決
その解雇、違法で無効かも
「契約終了」でも泣き寝入りしなくていい
もしも解雇を受け入れるなら ―解雇予告手当
仕事を失ったら ―雇用保険
だいたいある未払い賃金
労働組合に入るメリット
会社が給料を払ってくれない―未払賃金立替払制度
その弁償金、払う必要なし
仕事で病気や怪我をしたら ―労災保険
コロナ感染も労災に
業務外の病気や怪我で働けなくなったら―傷病手当金
上司のパワハラで退職したが……
「偽装フリーランス」の雇用責任
フリーランス共済
LGBTQs労働相談
外資系での解雇は仕方ない?
まずは知識のある人に相談を
第三章 親の介護
― 「みんなの介護」編集部/一般社団法人LMN・遠藤英樹さんに聞く
まず連絡すべきところは……
問い合わせが集中するのは「お盆とお正月」
まずは要介護認定
介護にまつわる基礎知識
介護付き有料老人ホーム
住宅型有料老人ホーム
サービス付き高齢者向け住宅
グループホーム
ケアハウス
特別養護老人ホーム
介護老人保健施設
介護医療院
施設で好かれる方法
施設での飲酒・喫煙は?
ペットと入れる施設は?
遠方の親にはマメな連絡を
家族代行業? LMNとは
自らの介護経験から
9割が子どもからの依頼
施設ガチャ
延命にまつわる決断は家族で
100万円で「丸投げ」
ランチや旅行、入院中のメダカの世話まで
「自分が入院しても親に知られたくない」
COLUMN 潜入!入居金6000万円の高級老人ホーム!!
第四章 健康
― CSRプロジェクト・桜井なおみさんに聞く
突然の診断、入っていなかったがん保険
治療費がかさんでしまったら―高額療養費
仕事と治療を両立させる難しさ
パート代すべてが治療費に消える
日進月歩の進化を遂げるがん治療
とにかく「柔軟な働き方」
「休み方」より「働き方」
フリーランスががんになったら
体験者に聞く
10年で500万円の治療費
第五章 トラブル
― 相談室ぱどる・原昌平さんに聞く
親亡きあと、ひきこもりのきょうだいの生活が心配
遠くにいる一人暮らしの親が使える制度は
「後見人」ってどういうもの?
相続でもめたくない
親が亡くなり口座が凍結
警察を動かすのは「告訴」
親の借金は子どもが返さなければいけないの?
身寄りのない人の入院は
高齢で賃貸物件が借りられない―UR、ビレッジハウス、居住支援法人
第六章 死
― 一般社団法人LMN・遠藤英樹さん/相談室ぱどる・原昌平さんに聞く
自分の死後のスマホやパソコン
孤独死での腐乱死体化を防ぐには
自分亡きあとのペットはどうなる?
散骨のガイドライン
相続についての基礎知識
遺産を寄付したい場合には―死因贈与契約
あとがき
光文社新書/900円+税
2024年2月15日発売

失われた30年を取り戻す
救国のニッポン改造計画
白井聡・雨宮処凛
嘲笑と冷笑だけが武器!?
畢竟をこえ、貧乏人で連帯?
もはや焦土からの再出発しかないのか?
就職氷河期世代2000万人で「失われた30年」を取り戻す!
まえがき 雨宮処凛
第1章 ロスジェネ、失われた30年
出会いは映画『遭難フリーター』
とりあえず右翼に行ってみた!
ロスジェネはものを言わない世代
人口減少の先にある絶望社会
追い込まれていく女性たち
貧困のカジュアル化?
結婚、出産とロスジェネ
「餓死か自殺かホームレスか刑務所か」
海外出稼ぎはできるのか
「家族介護」より「他人介護」
世代間の分断?
第2章 病み、壊れゆく、ロスジェネの闇
暇空茜というロスジェネ
「フェミを葬れ!」という恐ろしい情熱
フェミサイドとインセルの構図
非モテの「三派全学連」
「スクールカースト」という圧
「俺たちの萌え」を汚すな! という情熱
SNSが地獄の釜の蓋を開けた
「萌え」と新しい階級社会
「半グレ」の甘い罠
ロスジェネは「組織」を信じない
ロスジェネとサブカル
自己肯定感の高い団塊おじさん
同時代のカルチャーは何もない
嘲笑と冷笑とひろゆき人気
「誰でもよかった」から特定の属性を目指す事件へ
第3章 右翼とカルトと国体と
『戦争論』と右傾化第一世代
90年代の政治
ネットがない時代の右翼と「ビジネス右翼」
承認欲求を満たす若者たち
世界同時革命を目指した男!
今あらためて「国体」を問い直す
「まじめ」な右翼
旧統一教会を庇護する自称「愛国者」
「安倍晋三」という名のカルト
抜け穴だらけの「被害者救済法」
「信教の自由」が奪う子どもの命と権利
第4章 米中危機と暴走する自民党政治
露呈した安倍体制の腐ったはらわた
安倍、高市、岸田の「3人金太郎飴」
米中の覇権争いが示すもの
岸田世間の原発大推進
名ばかりの政治主導と官僚の専制政治
「バイデンさん、会ってくだちゃ〜い」
「攻められたらどうするのか」への回答
五〇〇〇年の歴史で中国を考える
人口減少していく中国の未来
第5章 起て、ロスジェネ! 点火せよ、怒りを!
ロスジェネは放置されっぱなし
ネオリベラリズムからの自己責任社会
ベーシックインカムの落とし穴
ホームレス化しても「連帯」できない理由
団塊の世代はなぜ連帯できたのか?
国境を超え、貧乏人で連帯す!
中国で人気の柄谷行人
「寝そべり族」や「難民・移民フェス」に見る連帯の可能性
2009年の政権交代はなんだったのか
原発事故の衝撃と病的なる右傾化
投票用紙を捨てていた頃
有権者のハートを掴む”太郎の演説”
もはや焦土からの出発しかない?
野党よ、ロスジェネの代弁者たれ!
ロスジェネよ、今こそ怒りの爆発を!
あとがき 白井聡
ビジネス社/1,650円
2023年6月5日発売

学校では教えてくれない生活保護
どういう時に利用できるの? 他の国の制度は? 子どもは高校・大学に行けるの? バイトしたらどうなるの?
今知っておきたいリアルな実態と「死なないノウハウ」が詰まった入門書。
生活保護は最後のセーフティネット
多くの人が抱くマイナスイメージ
コロナ禍でも利用者が増えない生活保護
「身を守る方法」を知っておくために
第1章 今、生活保護をめぐって起きていること
「死刑になりたい」「死のうと思った」、相次ぐ不穏な事件
なぜ、57歳の母と24歳の息子は死んだのか機剛 ―「八尾市母子餓死事件」
繰り返される痛ましい事件
国会議員による偏見のばらまき
生活保護利用者を孤立させるバッシング
DaiGo氏の発言
第2章 生活保護ってどんなもの? ―― 生活保護問題に取り組む弁護士 小久保哲郎さんに聞く
生活に困っている人に追い打ちをかけたコロナ禍
小久保弁護士に怒濤の一問一答
・生活保護-初級編
・生活保護-よくある誤解編
・生活保護-子どもに関わる制度編
・生活保護-中級編
・生活保護-上級編
・コロナ禍で起きた実際のケース編
困ったら積極的に利用を
COLUMN① なぜ水際作戦が起きるのか? ―― 世田谷区の元・生活保護担当職員 田川英信さんに聞く
第3章 韓国の生活保護~政府の大キャンペーンで利用しやすい制度へ ―― 大阪公立大学准教授 五石敬路さんに聞く
もともと社会保障が未整備だった韓国
単給化で下がった貧困率
「死角地帯」をなくすための一大キャンペーン
コロナ禍での支援、日本と韓国の違い
困ったら隠さず、話すことが重要
第4章 ドイツの生活保護~ケタ違いの使いやすさ ―― 法政大学教授 布川日佐史さんに聞く
ドイツでもあった生活保護バッシング
持ち家、車の保有もOK、扶養照会は基本なし
コロナ禍で進化したドイツの生活保護
キーワードは「尊厳」と「信頼」
ドイツ社会の成熟
第5章 外国人は生活保護の対象にならないの? ―― 移住者と連帯する全国ネットワーク」運営委員・上智大学教授 稲葉奈々子さんに聞く
難民に冷たい国・日本
外国人は「対象外」の生活保護
コロナ禍で爆発的に増えた外国人からの相談
400%の自己負担となる医療費
生活保護を利用しているととれない永住者の在留資格
ウィシュマさんを見殺しにした入管
目の前の外国人と世界の問題は繋がっている
COLUMN② コロナ禍のベトナム人実習生、その苦境 ―― ベトナム人僧侶 ティック・タム・チーさんに聞く
第6章 貧困と生活保護の30年 ―― 一般社団法人「つくろい東京ファンド」代表理事 稲葉剛さんに聞く
バブル崩壊によってできた「新宿段ボール村」
生活保護申請のため役所と「戦う」日々
扶養照会をなくすためのキャンペーン
労働の「兵役」化
私たちがどういう社会に暮らしたいのか
COLUMN③ どうしたら利用しやすい仕組みが作れるのか? ―― 支援界の発明家 佐々木大志郎さんに聞く
「14歳の世渡り術」シリーズ
河出書房新社/1,562円
2023年1月24日発売

祝祭の陰で 2020-2021
コロナ禍と五輪の列島を歩く
「オリンピックどころじゃない」
震災直後のままホットスポットが残る福島・双葉町、台風被害にコロナ禍の重なる千葉・南房総、閑古鳥の鳴く沖縄・国際通り
コロナ禍で止まった日本を歩き、取りこぼされた人々の声を聞く、あの2年間の記録
華々しく開催されるはずだった「復興五輪」に襲いかかったコロナ禍。一年後、収束しないパンデミックの下、無観客で開催された平和の祭典の陰にあった人々の生とは一一一。
オリンピック準備のために公園を追い出された野宿女性、電話相談に届いたタクシー運転手からの「臓器を売りたい」という声。「コロナの発生源」と集中砲火を浴びた屋形船。聖火リレーが通る予定だった福島では、震災から九年後も当時のままの光景が無残に残されていた。
未知のウイルスによって止まった日本を歩き、各地の現場から見た、あの二年間の記録。
はじめに 「平和の祭典」の裏側で
プロローグ 幻の五輪出場を追憶する(久江雅彦)
第I部 二〇二〇年 未知のウイルス、延期された五輪と止まった日本
1.野宿していた公園を、オリンピックによって追い出された女性
2.長野県・千曲川台風被害 二度失ったふるさと
3.出陣学徒壮行の地 戦場の扉だった競技場
4. 3.11から九年 今も震災直後の光景が残る福島
5.所持金一三円、緊急事態宣言下のネットカフェ生活者
6.千葉・南房総 三度の台風被害、続くコロナ禍の二重苦
7.「原爆の子」の弟 聖火ランナーを目指して
8.コロナ禍の沖縄 那覇の子ども食堂
9.住民票のないホームレスには届かない特別定額給付金
10.パラリンピックを目指す全盲のランナー
11.北海道・釧路 自主夜間中学から見えるオリンピックの姿
12.「消滅可能性が最も高い」群馬県南牧村
13.宮城県・気仙沼 二人残った親子のバッティングセンター
14.コロナ禍に追い詰められるクルド人家族
15.ヴィジュアル系バンドから歌舞伎町ホストへ
第II部 二〇二一年 コロナ禍で強行された東京五輪
16.遠隔操作ロボット OriHimeが開く世界
17.陸前高田 逸品の牡蠣にコロナが襲いかかる
18.福島県浪江町津島 ふるさとを失って一期間困難区域の今
19.埼玉県三郷市 コロナ重点医療機関から見えたもの
20.なぜ五輪ボランティアを辞退したのか
21.千葉県いすみ市・サーフィン会場周辺 近くて遠いオリンピック
22.広島名物・もみじ饅頭「にしき堂」 今が一番の危機
23.東京・品川 「コロナの発生源」と集中砲火を浴びた屋形船
24.東京・浅草 幻の五輪マラソン折り返し地点
25.電話相談に届いた「臓器を売りたい」
26.東京・三河島 外国製に押され廃業したブリキ工場の誇り
27.北九州市 三三年間ホームレス支援を続ける牧師
28.川崎市 ヒジャブ姿で定時制高校の教壇に立つムスリム女性
29.東京・高円寺 コロナ禍でなぜか儲かるリサイクルショップ
30.島根県・石見銀山 パラリンピックを支える義肢装具会社
31.神奈川県・やまゆり園 障害者大量殺傷の現場と聖火
座談会 日本社会が取りこぼしてきたものと向き合う旅(雨宮処凛 久江雅彦 掘誠)
岩波書店/1,800円+税
2022年3月25日発売

生きのびるための「失敗」入門
「失敗する」のが怖い? ひとつの失敗が命とり? 「失敗した」と思われるのがイヤ?
作家・元ひきこもり・ロボット研究者・探検家・臨床心理士・オタク女子・元野宿のおじさんたちに聞いた、心が少し楽になる「失敗経験者」からの生きていくためのヒント
第1章 失敗や挫折は一生の仕事のエネルギー 作家 あさのあつこさんに聞く
第2章 人生の経験値は、失敗することで上がっていく 元ひきこもり、元醜形恐怖、元アルコール依存症 月乃光司さんに聞く
第3章 弱さをさらけ出すことで幸せになれる 〈弱いロボット〉の研究者 岡田美智男さんに聞く
第4章 極寒の北極で失敗しても死なない男 探検家 角幡唯介さんに聞く
第5章 「迷惑をかける練習」をしよう 臨床心理士 東畑開人さんに聞く
第6章 他人の決めた「意味がある」に振り回されない オタク女性ユニット「劇団雌猫」に聞く
第7章 一番幸せなことは、死なない程度に「安心して」失敗できること NPO法人「抱樸」代表・奥田知志さんと元野宿のおじさんたちによる座談会
「14歳の世渡り術」シリーズ
河出書房新社/1,420円+税
2022年1月24日発売

コロナ禍、貧困の記録
2020年、この国の底が抜けた
“コロナになってもならなくなても死ぬ” “もう一週間、水しか飲んでません” 連日届き続けるSOS
15年にわたり貧困と向き合う著者が支援現場から届けるコロナ禍の貴重な「助け合い」の記録
第1章 2020年・春
1. 新型コロナウイルス感染拡大で蘇る「派遣村前夜」の空気
2. 家賃、ローン、学費…。庶民の生活を知らない人が決定権を握っている悲劇
3. 給付を、補償を、住まいの対策を! 安倍政権の優先順位が謎すぎる
4. 「所持金13円」〜コロナ布教、ネットカフェ休業を受けてのSOS
5. いのちとくらしを守るなんでも相談会〜全国から上がる悲鳴
6. 「コロナになってもならなくても死ぬ」〜国へ緊急要望書提出
7. ゴールデンウィークを挟み、より緊急度が高まるSOS
8. 個人加盟の労働組合で休業手当を勝ち取る〜立ちあがるインストラクターたち
9. 「昨日から私も犬も食べてません」〜ペットとともに住まいを失った女性
10.千代田区の缶詰、新宿区の嘘、そしてワンコの病気〜弱者を見捨てさせないために
第2章 2020年・夏
11.「死ね、と言ってるのと同じ」〜生活保護基準引き下げ違憲訴訟・名古屋地裁判決
12.生きる意味・価値を問うという傲慢〜相模原事件・傍聴記
13.福生病院人工透析中止死亡事件の裁判、始まる
14.第二波の中届く、「2度目のSOS」
15.「反貧困犬猫部」を作ったチワワ、天に召される
第3章 2020年・秋
16.安倍政権、終わる〜格差と分断の7年8ヶ月
17.「自助・共助・公助」〜「共倒れするまで助け合え」という呪い
18.8月の自殺者、1849人の衝撃
19.各種制度の説明文、日本語おかしくないですか?
20.任命拒否という「見せしめ」〜日本学術会議問題での菅政権のメッセージ
21.『日没』と日本学術会議〜「不当に恵まれている誰か」を敵と目指した十数年
22.コロナで路上に出たロスジェネへの、あまりにも意地悪な仕打ち
23.米大統領選と、法廷でトランプ礼賛を続けた植松死刑囚
第4章 2020年・冬
24.10月の自殺者、2000人超の衝撃
25.渋谷・女性ホームレス殺害〜「痛い思いをさせればいなくなる」を地でいく社会
26.緊急事態宣言下で殺到したSOSの貴重な記録〜『コロナ禍の東京を駆ける』
27.相談データ分析から見えた深刻化する困窮度
28.年末年始の支援情報! 炊き出し、相談会、大人食堂など
29.怒涛の年末年始〜困窮者支援の現場から
30.命の危機でも生活保護を拒む人たちと、増える自殺者
かもがわ出版/1,600円+税
2021年4月10日発売

相模原事件・裁判傍聴記
「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ
「社会の役に立ちたいと思いました」
2016年7月、19人の障害者を殺した植松聖。
全16回の公判の果てに2020年3月、死刑が確定----。
彼の目から見えていたこの「世界」とは?
対談
渡辺一史×雨宮処凛
裁判では触れられなかった「植松動画」と入所者の「その後」
太田出版/1,540円+税
2020年7月18日発売

ロスジェネのすべて
格差、貧困、「戦争論」
失われた世代、就職氷河期世代、貧乏くじ世代、非正規第一世代、自己責任呪縛世代、「戦争論」世代、そして、一億総中流が崩れた社会を走るトップランナー世代…。
作家、研究者、運動家、いま注目のロスジェネ5人の論客が、ロスジェネのすべてを語り合った、あまりにも刺激的な対話の記録。
倉橋耕平、貴戸理恵、木下光生、松本哉
あけび書房/1,600円+税
2020年2月20日発売

この国の不寛容の果てに
相模原事件と私たちの時代
命の選別は「しかたない」のか?
「生産性」「自己責任」「迷惑」「一人で死ね」・・・
不寛容な言葉に溢れたこの国で、男は19人の障害者を殺した。
「障害者は不幸しか作らない」という線引きによって。
沈みゆく社会で、それでも「殺すな」と叫ぶ、命をめぐる対話集。
雨宮処凛 編著
神戸金史、熊谷晋一郎、岩永直子、杉田俊介、森川すいめい、向谷地生良
大月書店/1,600円
2019年9月16日発売

雨宮処凛の活動家健康法 「生きづらさ」についてしぶとく考えてみた
なぜ「生きづらく」なるのか?
若者はなぜキャラクターを重層化させるのか?
この社会に蔓延する「生きづらさ」に対し 独自の立ち位置で発言・行動を続ける稀代のアクティビストに「なぜ?」を山ほど抱えるオッサン編集者が素朴なギモンを投げかけ
ゆるくて強い「戦略」を聞き出した
聞き手・構成 今野哲男
第一章 なぜ「生きづらく」なるのか
第二章 雨宮処凛とはどんな人間か
第三章 雨宮処凛の実践
第四章 オウムと北朝鮮
第五章 雨宮流人生相談
筑摩書房/1,600円
2019年6月発売

「僕にもできた! 国会議員」山本太郎
取材・構成 雨宮処凛
あなたの税金がこの男に使われる、納得できますか? しっかりと確認してください。
国会議事堂の方向もわからない。
専門家の講義を受けても何が問題かもわからない。
そんな山本太郎が猛烈に学び、時に総理に挑み、時に牛歩し、災害対策、生活保護etc.
数々の成果を上げるまでの大冒険!
筑摩書房/1,400円+税
2019年4月発売

非正規・単身・アラフォー女性
「失われた世代」の絶望と希望
仕事・お金・結婚・出産・病気・老後・親の介護・孤独・・・
不安・心配が尽きないこれからの人生
希望は「普通」
現在のアラフォーは「受難の世代」-----。
過酷な受験戦争を強いられたこの世代は、社会に出る頃にはバブルが崩壊し、就職氷河期にぶつかる。そのため、彼ら・彼女らの多くがフリーターや派遣という非正規人生となった。その後も、ワーキングプア、リーマンショック、派遣切りといった言葉に象徴される茨の道を歩み、「失われた二〇年」とともに生きてきた。
特に現在、アラフォー女性の約半数は非正規。お金の問題にとどまらず、結婚、出産、病気、老後、親の介護、孤独といった問題にも直面している。自らも「非正規・単身・アラフォー女性」である著者が、同世代の女性にインタビュー。数多くの不安を抱えて生きる現代アラフォー女性たちの「証言」から何が見えてくるのか。巻末にライター・栗田隆子氏との対談を収録。
光文社新書/780円+税
2018年5月17日発売

「女子」という呪い
この国で「女子」でいることは、かなりしんどい。
男から「女のくせに」と罵られ、常に女子力を求められる。上から目線で評価され、「女なんだから」と我慢させられる。私たちは呪われている?!
「男以上に成功するな」「女はいいよな」「女はバカだ」「男の浮気は笑って許せ」「早く結婚しろ」「早く産め」「家事も育児も女の仕事」「男より稼ぐな」「若くてかわいいが女の価値」・・・ こういうオッサンを、確実に黙らせる方法あります!
(目次)
1. オッサン社会にもの申す
2. 女子たちのリアルな日常
3.「呪い」と闘う女たち
4.「女子」という呪いを解く方法
集英社クリエイティブ/ 1,100円+税
2018年4月発売

世代の痛み
団塊ジュニアから団塊への質問状
世代を代表する論客二人による白熱対談!
非婚・親子・格差 親子が共倒れしないために高度経済成長とともに年を重ねた団塊世代。「超氷河期」のため安定した雇用に恵まれなかった団塊ジュニア。
そんな親子関係に今、想定外の未婚・長寿・介護などの家族リスクが襲いかかっている。
両世代を代表する論客の二人が、いま私たちを取り巻く社会経済的な現実と、それへの対策について論じ合った。
この時代を心豊かに生き抜くためのヒントが満載!
中公新書ラクレ/820円+税
2017年10月発売

不透明な未来についての30章
「この3年間、世界は大きく変わった。若者たちが立ち上がり、この国の政治を自分の言葉で語り始めた。この動きは絶対に記録しておかなければならない。今、私は歴史的な瞬間に立ち会っている。現場で、鳥肌が立つような思いで彼らの言葉に耳を澄ませた日々を今も鮮明に覚えている。
これからこの国が、世界が、そして私たちがどうなっていくのか、それは誰にもわからない。そんな不透明な未来の前で、この本が、ほんの少しでもあなたの思考の役に立てたら、こんなに嬉しいことはない」
(本書あとがきより)
創出版/1,500円+税
2017年7月発売

女子と貧困
乗り越え、助け合うために
原発事故母子避難、シングルマザー、キャバクラユニオン、育児ハラスメント、進学めざす生活保護の女性・・・。
貧困・格差問題を追い続けてきた著者が、女子の貧困問題について、体験も交えて告発する。
くらしとたたかいの現場から取材・執筆。全編書き下ろし。
1. 子ども時代の貧困、原発事故による自主避難の困難さ 加緒理さん
2. 最低賃金1,500円を求めるAEQUITAS(エキタス)の藤川里恵さん
3. 生活保護世帯でも大学に進学して学びたい ミカさんの闘い
4. キャバ嬢たちによる労働組合・キャバクラユニオンの7年間の闘い
5. 育児ハラスメントで降格に次ぐ降格 シングルマザーの冴子さん
6. 育休第1号となったが、嫌がらせで退職、会社を提訴した由紀江さん
7. この国のシングルマザーたちと歩み続ける赤石千衣子さん
8. 夫のギャンブル、自己破産、離婚、2人の子どもを育てる由貴子さん
かもがわ出版/1,500円+税
2017年6月発売

自己責任社会の歩き方
生きるに値する世界のために
『生きさせろ!』から10年。生きるに値する世界を、自分たちの手で構築したい。もう少し、生きやすい社会になれば、近くの誰かと傷つけ合わなくていい。本書は、自己責任社会との決別の書でもある。
大人気連載「マガジン9」の「雨宮処凛がゆく!」から厳選した原稿を収録。
相模原障害者施設殺傷事件、「保護なめんなジャンパー事件」、電通過労死事件一一一。そしてアジア各国と進行中の「アジア反戦大作戦」、「いのちのとりで」を守る数々の運動を網羅した濃厚な一冊!
七つ森書館/1,500円
2017年4月発売

一億総貧困時代
「え、まさか、今のニッポンでこんなことが……と思ってるあなた。
これはあなたの明日かもしれない。
雨宮さんだからこそ聞き出せた、現代ニッポンの“棄民"レポート」-----上野千鶴子氏
ごく一部の富裕層を除き、多くの人々にとってすでに他人事ではない「貧困/自己責任大国」日本の現実とその構造を、さまざまな「当事者」たちへの取材を通して、平易な言葉であぶり出す。疲弊する個人と社会に、今、どんな処方箋がありうるのか。<貧困問題>を10年以上にわたりさまざまな角度から追ってきた著者による、いままさに、切実な1冊。超格差・超高齢化社会の中で、今後、必然的に<弱者>となる多くの私たちは、どう生き抜くことができるのか?
集英社インターナショナル/1,400円+税
2017年1月発売

生きづらい世を生き抜く作法
あなたの違和感ややるせなさに「効く」言葉、きっとあります。
『THE BIG ISSUE』のダィ人気連載「世界の当事者になる」を一冊に!
「読み返してみると、この本は、この10年間の日本社会の変容も描いている。
3・11前と、3・11後。一人ひとりが『あなたにとって大切なものはなんですか』
と幾度も問われた大災害。あの日から、何が変わり、何が変わらなかったのか。そして、この国はどう変わり、どう変わらなかったのか。
同時に本書は、31歳から40歳までの私の心の軌跡でもある。
深夜、一人でバソコンに向かうたび、誰かに手紙を書くようにして言葉を紡いできた。
そして時に、それは自己カウンセリングのような作用ももたらし、思わぬ悩みに答えが出たこともあれば、それまで気づかなかった自分の本心に出会うこともあった。
この本が、あなたに寄り添う一冊になれば、あなたの味方になれれば、これほど嬉しいことはない。
どうぞ、最後までおつきあいください」(まえがきより)
あけび書房/1,500円
2016年9月発売

14歳からの戦争のリアル
集団的自衛権ってなに? 戦争の民営化ってなに? 「戦争ができる国」って、どういうこと?
イラク、アフガン、太平洋戦争一一一。”戦場”を経験した人たち、それぞれのリアル。
おそらく、日本で一番わかりやすい「戦争」の本。
「大切なもの。大切な人。時々退屈でくだらないけど愛おしかったりする毎日。
それを大切にし続けたいあなたに送ります」(雨宮処凛)
「14歳の世渡り術」シリーズ
河出書房新社/1,300円
2015年7月発売

仔猫の肉球
生きづらい世を生きやすくする、あたたかくて、柔らかくて、ふっと心がほぐれるエッセイ101篇
「あなたにとって、温泉みたいな、寒い日のおでんみたいな本になれたらこれ以上、嬉しいことはない。もしくは、仔猫の肉球みたいな。あたたかくて、柔らかくて、ふっと心がほぐれる感じ。思わずにっこりしてしまうような、小さな命の剥き出しのぬくもり」(まえがきより)
※ 本書は、新潟日報に2008年から連載されているエッセイ『「生きづらさ」を生きる』から抜粋し、改稿したものです。新潟日報の連載は現在も続いています。第二、第四金曜日に掲載されます。
小学館/1,300円
2015年4月発売

命が踏みにじられる国で、声を上げ続けるということ
いろんなことに怒り、いろんなことに抵抗し、声を上げまくってきた日々。
原発問題や生活保護法改悪に象徴される命を踏みにじる動きに怒り、抵抗してきた3年間。
全てはまだ進行形である。
創出版/1,500円
2014年6月発売

14歳からわかる生命倫理
安楽死・尊厳死、出生前診断、代理出産、臓器売買、デザイナーベビー etc.
技術の進歩で広がる「命の格差」そして「選別」・・・。
「命」を巡る難問をやさしく読み解く1冊。
「科学技術はこれからも進歩し続け、私たちに、”考えたこともなかった”『命』を巡る難問を突きつけてきます。
手に負えなくなる前に、この難問について、イチから考えていきましょう」(雨宮処凛)
「14歳の世渡り術」シリーズ
河出書房新社/1,200円
2014年5月発売

「ポスト戦後」を生きる 繁栄のその先に
もはや「一億総中流」の時代は去った。そして・・・
ひろがる格差と見えない構造への憎しみ。
これが「戦後」の理想の結果なのか?
生きづらさの実感を、東アジア世界と歴史のなかに位置づける。
保阪正康/姜尚中/雨宮処凛 (著)
講談社/1,300円
2014年4月発売

右翼と左翼はどう違う?
人の数だけ、思想がある。
命懸けで闘い、求めているのはどちらも平和な社会。なのに仲良くできないのはなぜ?
両方の活動を経験した著者が、右翼・左翼のテロ、革命の歴史や現状を噛み砕く!
河出文庫/680円
2014年3月発売

バカだけど社会のことを考えてみた
生きさせろ! 原発いらない! やたらと生きづらいけど、時代は確実に動き始めたぞ!
震災・原発事故、その後の脱原発デモの盛り上がり、そして2012年の政権交代、2013年の参議院選挙によって私たちが突きつけられた様々な課題。
これまで、「生きづらさ」や格差・貧困問題などを取材し、自らも活動してきた著者による、3・11以降の「民主主義の地殻変動」の記録。
この国の風景は、少しずつ、変わり始めている。
青土社/1,400円
2013年9月発売

14歳からわかる生活保護
不正受給はたったの0.4%以下! 受給者の約8割が高齢者や病気・ケガで働けない人・・・
間違いだらけのバッシングをキチンと改める「生活保護」入門。
「あなたやあなたの大切な人が本当に困った時のために、”生きるノウハウ”を知っておいてください」(雨宮処凛)
「14歳の世渡り術」シリーズ
河出書房新社/1,200円
2012年10月発売

14歳からの原発問題
どうして日本に原発が? 原発なかったら電気が足りないってホント? 「原発作ろう」って言ったのは誰? どうやって放射能から身を守ればいいの?
「3・11」まで無関心だった著者が、イチから学んだ「原発問題」。
未来を台無しにしないための、おそらく、日本で一番わかりやすい原発本。
「2011年3月11日まで『原発』に無関心だった私が素朴な疑問を専門家にぶつけました。
私たちは、どんな未来を望むのか。原発は、そのことを突きつけてきます」(雨宮処凛)
「14歳の世渡り術」シリーズ
河出書房新社/1,200円
2011年9月発売

ドキュメント 雨宮☆革命
怒濤の「貧乏」連帯!
激動の日々とワーキングプアの逆襲!
この数年間、日本社会の格差拡大を背景に、ワーキングプアと呼ばれる貧困層の増大が大きな社会問題になっています。この問題の象徴的存在といえば、湯浅誠氏と並んで、雨宮処凛さんが第一人者です。ゴスロリファッションという独特のいでたちもあって注目されていましたが、この1~2年は厚生労働省の研究会の委員に任命されるなど、貧困問題のシンボルになりつつあります。 本書は、その雨宮さんが月刊『創』で3年間連載してきたものをまとめたもので、貧困問題の渦中で雨宮さんが奮闘してきた激動の日々のドキュメントです。それは同時に、この何年かの日本社会のドキュメントでもあります。
創出版/1,575円
2011年05月発売

小心者的幸福論
どうしたら、幸せになれるんだろう?
生きづらさを極めた小心者代表・雨宮処凛が体を張って会得した、
「ダメ」に開き直り、できるだけ「楽」に、幸せに生きていくノウハウ!
誰もが今すぐ実践できる、一生モノの幸福論。
ポプラ社/1,155円
2011年03月発売

生きのびろ! 生きづらい世界を変える8人のやり方
プレカリアートたちの生存への思いを代弁した、宣戦布告の書「生きさせろ!」から3年……雨宮処凜が、これからお金がなくても生きのびていく方法をさぐるため、「タダに近いお金で世界を変える」8人に取材を刊行。
個性際立つ8人の口から出てきたのは、等身大の、「世界の変え方」だった!
読むだけで気が楽になる一冊。
太田出版/1,365円
2010年12月発売

なにもない旅 なにもしない旅
雨宮処凛の新境地!現代版『貧困旅行記』。めくるめく脱力 の旅にようこそ。
知らない町に迷い込み、貧乏臭い宿に泊まり、温泉に入ってビールを飲めばあとはすることもなく、 うら淋しい気持ちになる。そんな旅を私は愛してやまない―――
寸又峡温泉、高知、韓国、立石、亀戸、鶴見、御徒町、湯西川温泉、三浦半島、苫小牧、木更津、 網代鉱泉、阿字ケ浦など、「つげ度」の高い場所を求めてのしみじみ脱力紀行。
光文社(知恵の森文庫)/720円
2010年09月発売

反撃カルチャー プレカリアートの豊かな世界
貧乏人は同情される対象などではなく、世界を変える主体だ!
労働/生存運動といわれるプレカリアート運動を、「文化運動」という視点から捉え返し、「世界規模の貧乏ゆすり」を検証する、活動家・雨宮処凛の集大成的な一冊。
街頭に突如出現するフラッシュモブ、キャバクラユニオンの「集団 芸術」のような労働争議、国境を超えたサウンドデモ、派遣村。
プレカリアートが、この国の風景を変えるのだ。
角川学芸出版/1,680円
2010年06月発売

貧困と愛国 増補版
トヨタ自動車が生み出した「カンバン方式」こそが「派遣切り」の本質だった。リーマン・ショック以後、人を部品として扱う派遣切りは常態化し、格差社会の広がりはとどまるところを知らない。この国にいま何が起きているのか。急増する若年層ホームレスの不満はどこへ向かうのか。非正規雇用・失業者=プレカリアートの立場から発言を続ける雨宮処凛が、佐高信とともに警鐘を鳴らす。新たな語り下ろしを加えて待望の文庫化!
角川文庫/514円
2010年3月発売

国家の貧困
自己責任の名の下に弱者を追い詰める新自由主義の正体を暴き、高齢者から安心を、若者から希望を奪った政・官・財・学・マスコミ界の欺瞞を正す!
政界のご意見番・森田実と、ロストジェネレーション世代の旗手・雨宮処凛による告発の書。
森田実/雨宮処凛(著)
日本文芸社/1,400円
2009年09月発売

脱貧困の経済学 日本はまだ変えられる
0%成長=2%失業、って?
貧困を解消するロジカルシンキング。
財源? 捻出できますけど何か?
飯田泰之/雨宮処凛(著)
自由国民社/1,429円
2009年09月発売

バンギャル ア ゴーゴー(1)
バンギャは走るよ どこまでも
家にも学校にも居場所がない中学生のえりの心の拠り所は、大好きなヴィジュアル系バンド。札幌のライヴハウスに通い、ノリコとユキの3人でメンバーを「追っかけ」る時だけが「生きてる」気がする。くだらない日常から逃げるように、ライヴハウスの暗闇と轟音にまぎれる少女たち。女の子青春文学の金字塔!
勇気100倍もらいました!女の子パワー炸裂の超青春文学です。若さはバカさだ、バカさはチカラだ。追っかけろ娘たち、大人になっても遊び続けろ。(田口ランディ)
ライヴハウスには、いつも私と同じ目をした女の子たちがいた。何かに飢えて、何かに渇いていて、そして何かに焦ってる目。いったいどれほどの少女たちが追っかけに自分の青春を捧げただろう。いったいどれほどの少女たちが、ライヴハウスで涙を流したことだろう。ライヴが始まる前、SEの音がゆっくり絞られて客電が消えるあの瞬間が好きだった。(中略)そんな瞬間を忘れたくなくて、この小説を書いた。――「あとがき」より
講談社文庫/730円
2009年08月発売

バンギャル ア ゴーゴー(2)
「だって好きなんだもん!」
大好きなバンドのメンバーを巡って、友達との関係を壊してしまったえり。だけど、ある出来事から3人は仲直りする。うんざりする日々への憤り、セックスへの興味と不安、そして「大人」たちへの反発。3人は家出同然で東京に向かう。まだ本当の「恋」さえ知らない少女たちの、ヒリヒリするような青春小説。
アッ!! つ、ついに書いてしまったか!多くのロックミュージシャンが、できればなかったことにして、葬り去ろうとしているあの時代の、ロックの裏側を、秘密を、かつてのおっかけ少女が全て書いちまった。しかも、痛い、切ない、熱い青春物語りとして。やばいよこれ。(大槻ケンヂ)
力の限り、走りたい。走って走って、もう息ができなくなるまで、自分が誰でここがどこで何を追いかけてるのかわからなくなるまで、私はみんなと走っていたい。速く。速く。身体はいつも前のめり。心はさらに前のめり。つんのめって転びそうな身体をなんとか支えて私は走る。どこまでも、どこまでも。自分から逃げるため。自分をつかまえるため。どっちなのか、わからない。だけど、止まっていちゃ、きっと何も始まらない。止まっていちゃ、私は私でいられない。(中略)だから私は追っかけをする。走ってる時だけが、自分のサイズにぴったり合っている気がするから。――「本文」より
講談社文庫/730円
2009年08月発売

バンギャル ア ゴーゴー(3)
「だって好きなんだもん!」
親の反対を押し切って高校を中退したえりは、東京で一人暮らしを始める。ノリコもユキも上京するが、「ヴィジュアル系バンドが好き」なだけの少女たちに東京はあまりにも厳しい。そんなとき、彼女たちの心を揺さぶる衝撃の出来事が…。少女たちの成長を描いた「ガールズ・ノヴェル」、渾身の大作、遂に完結!
なにかに、夢中になっている女の人のことを「女の子」というのかもしれない。(リリー・フランキー)
「私さ、中学ん時とか、イジメられてたんだ。そんで、ちょうどその頃、ZEXがデビューしたくらいでさ、それでZEXの曲聴いて、(中略)ものすごくハマって、学校とか家とかクソみたいに面白くなくてくだらないけど、ZEXがいるってだけで、このくだらない世界も少しは生きる価値があるかなって、(中略)ホント、ZEXのおかげで死なずにいられたんだ…」ユキが頬杖をついたまま、ビールの缶を弄びながら言った。ユキのその告白に、心臓がドキドキした。私もだよ。私もまったく同じだよ。喉元まで出かかった言葉が、口にしてしまうと涙が出そうで吐き出してしまうことができない。――「本文」より
講談社文庫/730円
2009年08月発売

雨宮処凛の「生存革命」日記
100年に一度の大不況が何だ! 絶望する前に反撃だ!
ワーキングプアのミューズ、雨宮処凛が「生きづらい」世の中を変えてゆく!
今は「普通に働く」どころか、どんな人だって突然ホームレスになってしまう時代に突入している。 この本には、そんなこの国でどうやって自分の身を守りながら「働き」、「生きる」かが書かれている。 これから社会に出る若者や、いま働いているすべての人に読んで欲しい。
(まえがきより)
集英社/1,200円
2009年06月発売

ロスジェネはこう生きてきた
派遣切り、ワーキングプア、いじめ、自傷、自殺・・・。
こんなに若者たちが「生きづらい」時代があっただろうか。
ロスジェネ=就職氷河期世代に属する著者が、生い立ちから現在までの軌跡と社会の動きを重ね合わせ、 この息苦しさの根源に迫った書き下ろし力作。
ロスジェネは何を思い、何を望んでいるのか? 若者だけではなく全世代、必読の書!
平凡社新書/720円
2009年05月発売

「生きる」ために反撃するぞ!―労働&生存で困った時のバイブル
解雇と言われたら、ピンハネされたら。
フリーターも正社員も使える知恵満載。
1人でも入れる労働組合から生活保護ノウハウまで。
筑摩書房/1,260円
2009年03月発売

排除の空気に唾を吐け
急速に進む「派遣切り」、餓死、無差別殺人など、事件・犯罪の背後に潜む「社会の病」は深刻化している。
しかし、社会的弱者の連帯の絆は強まりつつある。
日本中の悩める人よ、孤立するな!
講談社(講談社現代新書)/756円
2009年03月発売

プレカリアートの憂鬱
めくるめくプレカリアートの世界へようこそ!
活動家・雨宮処凛が17人の「プレカリアート」な人々を徹底取材。
彼らに希望は? 社会は変わるか?
生きること、働くことの根源を問う渾身のルポルタージュ!
講談社/1,575円
2009年02月発売

怒りのソウル―日本以上の「格差社会」を生きる韓国
20代の大半は無職。「ニート」95万人。「未来が見えない」若者たち。
なぜ、韓国で、日本と同じ現象が起きているのか?数々の現場を直撃。
金曜日/1,260円
2008年12月発売

生きさせる思想―記憶の解析、生存の肯定
若者を「難民」にする社会は、暴力と貧困が蔓延し人々が思考停止させられ精神を病む社会でもある-。
社会病理の本質と、それをこえる思想を、作家・雨宮処凛と文芸評論家・小森陽一が熱く語り合う。
小森陽一/雨宮処凛(著)
新日本出版社/1,470円
2008年12月発売

対談 生き抜くこと
若者の引きこもり、ニート、ホームレス、メンヘラ、うつ病、自殺、“自己責任”、非正規、偽装請負、違法派遣、秋葉原事件、インディーズ系労組、労働/生存運動、自由と生存のため…いま語りつくす貧困と生存。
香山リカ/雨宮処凛(著)
七つ森書館/1,470円
2008年10月発売

「生きづらさ」について
いま多くの人が「生きづらさ」を感じている。一九九八年以降、自殺者数は毎年三万人を超え、毎日のように練炭自殺や硫化水素自殺のニュースが報じられている。鬱病など、心を病む人も増える一方だ。これらの現象は、現代社会に特有の「生きづらさ」と無縁ではない。その背景には、もちろん経済のグローバル化に伴う労働市場の流動化が生んだ、使い捨て労働や貧困、格差の問題もあるだろう。他方で、そういう経済的な問題とは直接関係のない「純粋な生きづらさ」もあるだろう。本書では、さまざまな「生きづらさ」の要因を解きほぐしながら、それを生き延びていくためのヒントを探っていく。
萱野稔人/雨宮処凛(著)
光文社(光文社新書)/798円
2008年07月発売

雨宮処凛の闘争ダイアリー
働く貧困層の“ジャンヌ・ダルク”として―雨宮処凛が「金持ち」とか「エラい人」にケンカを売りまくった1年の活動報告。
次々に事態が「動く」のを現場リポート。
集英社/1,470円
2008年05月発売

信号機の壊れた「格差社会」
社会の約束事である「信号機」を壊した小泉構造改革の実体と、ワーキングプア、過重労働、過労死、最低賃金などの諸問題を明らかにする。
立教大学経済学部100周年記念シンポジウムをもとに加筆修正し書籍化。
佐高信/森岡孝二/雨宮処凛(著)
岩波書店(岩波ブックレット)/504円
2008年05月発売

ともだち刑
中学のバレー部に、顧問教師の勧誘で入部してきた「あなた」に私は憧れ、一緒に帰宅できるともだちになれたことが嬉しかった。が、注目を浴びるほどにミスばかりを繰り返す私は、「笑ってんじゃねえよ!」というあなたの言葉に凍りつく。
痛みという実体を伴った怒りの向かう先を凝視する、渾身の長編小説。
講談社(講談社文庫)/500円
2008年04月発売

貧困と愛国
貧困からナショナリズムに向かうのではなく、国を超えて、貧しい者同士の連携を!
身も心も労働も搾取され続けているフリーターが、人間らしく生きるために、いま、世界をつくりかえる。
フリーターの反乱をめぐる、世代をつなぐ異色の討論。
佐高信/雨宮処凛(著)
毎日新聞社/1,575円
2008年03月発売

全身当事者主義―死んでたまるか戦略会議
いじめ、リストカット、自殺未遂、プレカリアート、イラク戦争、死刑制度、「空気を読め」の大合唱…。
どっちを向いても生きづらい今、希望はどこにあるのだろう?
「傍観者なんかでいられない!!」と立ち上がった7人が声嗄れるまで語り合った、明日へのヒント。
春秋社/1,785円
2008年02月発売

生き地獄天国―雨宮処凛自伝
現在、フリーター等プレカリアート(不安定層)問題について運動、執筆し、注目される著者の自伝。
息苦しい世の中で死なないために。
激しいイジメ体験→ビジュアル系バンド追っかけ→自殺未遂→新右翼団体加入→愛国パンクバンド結成→北朝鮮、イラクへ→右翼をやめるまで。
文庫化にあたり、その後現在に至るまでを加筆。
筑摩書房(ちくま文庫)/630円
2007年12月発売

プレカリアート―デジタル日雇い世代の不安な生き方
日本のフリーター数は四〇〇万人を超え、非正規雇用者数は一六〇〇万人を突破した。若年フリーター層の平均年収は、一〇六万円である。
ネットカフェ難民や若年ホームレスに転落した者が正規雇用者となる道は、なぜ閉ざされてしまったのか―?
不安で曖昧な日本の未来を予見する「プレカリアート問題」の実態に肉迫する渾身の一冊。
洋泉社(新書y)/819円
2007年10月発売

雨宮処凛の「オールニートニッポン」
「ネットラジオのパーソナリティの打診があり、そのタイトルが『オールニートニッポン』だと知った瞬間『これはやるしかない!』と即決した。ノーギャラ、しかもスタッフ全員が生粋の、もう純度100%のニート、もちろん未経験者ばかり…」。というわけで、フリーター400万人、ニート100万人といわれる現代、彼らの本音、主張をわれらが姐ゴ・かりんがひきだしていく。ゲストも多彩で、彼女の“大好きな人”ばかりが登場する。対談あり、鼎談あり、座談ありで、日本の病巣を鋭く抉っていく。「役立たずだって貧乏だって、ニートだってフリーターだってホームレスだって、生きていたっていいじゃん。存在していていいじゃん」―本書は語る。
祥伝社(祥伝社新書)/798円
2007年06月発売

ワーキングプアの反撃
家出とリストカットを繰り返し、若者の雇用や自殺について考える、元右翼にして作家の雨宮処凛に、常に弱き者に寄り添う弁護士・福島みずほが訊く、若者の「生きづらさ」と「ワーキングプア」を生み出す格差社会の構造。それは、かつての女性たちの置かれていた情況に重なる。
福島みずほ/雨宮処凛(著)
七つ森書館/1,365円
2007年06月発売

右翼と左翼はどうちがう?
ウヨクとサヨク。命がけで闘い、求めているのはどちらも平和な社会。なのに仲良くできないのはなぜ?
両方の活動を経験した著者が、学校では教わらない右翼・左翼のテロ、革命の歴史や現状をとことんかみ砕く。
現役活動家6人への取材も収録。中学生以上、大人まで。
「14歳の世渡り術」シリーズ
河出書房新社/1,260円
2007年05月発売

生きさせろ! 難民化する若者たち
フリーター、パート、派遣、請負…不安定化する若者たちの労働現場。
そのナマの姿を、自身も長年フリーターとしてサヴァイブしてきた著者が取材した渾身のルポルタージュ。
この国の生きづらさの根源を「働くこと」から解き明かす宣戦布告の書!!
太田出版/1,365円
2007年03月発売

バンギャル ア ゴーゴー(上)
ヴィジュアル系バンドに魂を奪われ、追っかけの世界に入った北海道の中学生・えり、ノリコ、ユキ。音楽は少女たちに、学校とは違う「もう一つの世界」を見せてくれた。親や学校との軋轢、思春期のとまどい、恋、そしてセックス―。
90年代・バンドの世界を舞台に傷つき、それでも夢中に生きる三人の少女の成長を描き出した、自伝的「ガールズ・ノヴェル」。渾身の書き下ろし大作。
講談社/2,205円
2006年10月発売

バンギャル ア ゴーゴー(下)
ヴィジュアル系バンドに魂を奪われ、追っかけの世界に入った、えり、ノリコ、ユキ。えりは高校を中退し、退屈な北海道から憧れの東京へと向かう。えりの後を追うように上京するノリコとユキ。夢に見た東京でのひとり暮らしだったが、現実の影が三人に忍び寄る。お金、ドラッグ、セックス、三人の絆、そして音楽への思いはだんだんと引き裂かれていく―。
90年代・バンドの世界を舞台に描かれた自伝的「ガールズ・ノヴェル」の最高傑作、渾身の書き下ろし大作、ついに完結。
講談社/2,205円
2006年10月発売

すごい生き方
いじめられてよかった。リストカットをしてよかった。自殺未遂してよかった。
生きづらくて、本当によかった。振り返ってみれば、今のわたしにとって、すべて必要なことだった。
三十歳。職業・小説家。元リストカッター。雨宮処凛が見つけた、もうひとつの生きる道。
サンクチュアリ出版/1,365円
2006年01月発売

ともだち刑
ともだちだったはずの「あなた」と「わたし」。ある瞬間、その関係は支配と被支配に変わる。
地方にある中学校を舞台にくりひろげられる凄惨な現実。大人になっても消すことのできない痛み。
誰もが経験する人間関係のあやうい緊張を切なく描いた長編小説。
講談社/1,470円

暴力恋愛
気がつくと、私と達也君との間では暴力が日常になっていた。
「好き」という気持ちが、相手をどんどん追い詰めてしまう。
相手の愛情の大小によってしか、自分の存在意義を確かめられない。
気を引くためのリストカット、オーバードーズ。
このままの自分で生きたいという切実な願いが、心に突き刺さる長編小説。
講談社(講談社文庫)/620円
2005年02月発売

悪の枢軸を訪ねて
イラクには父ブッシュの踏み絵があり、北朝鮮の地下鉄は臨戦態勢だった!
ウダイ・ウセインと会見し、よど号の招待所に泊った著者が、決して報道されない、独裁国家の庶民の過酷で滑稽な生活を赤裸々に綴る。
一番危険な国はどこか?そして最も愚かな指導者は誰か?
テロにも米国にも屈せずにその答えを探る、危険度二〇〇%の突撃見聞録。
幻冬舎(幻冬舎文庫)/630円
2004年12月発売

戦場へ行こう!!
雨宮処凛流・地球の歩き方
「世界」と思いきりセックスしたい! 希薄な現実感を越えるために、厳戒態勢のイラクへ、北朝鮮へ。そして宗教へ、自傷へ。 ホンモノの戦場から見た「今、ここ」というぬるい戦場で生きること。 「時代の肉感」を伝える渾身のエッセイ集。 講談社/1,365円 2004年03月発売

アトピーの女王
アトピー歴27年、3人姉弟のうち2人がアトピーという一家に生まれた著者が、情けなくて誰にもいえなかったアトピーの苦悩と悲劇と悪戦苦闘と憤マンを笑い飛ばす、ステロイドより効く、アトピーストレス解消エッセイ。
太田出版/1,365円
2002年06月発売