Twitter等において、2018年より、私・雨宮処凛が「地下鉄サリン万歳」という発言をしたという書き込みが見られるようになっております。
その発言は、私が2000年に作家デビューする前のものであり、1998年に自殺未遂者の一般人として受けたインタビューでの発言です。23歳の頃のものです。
今から20年以上前、このような発言をしたことを、私自身、あまりにも愚かな発言であったと非常に悔い、猛省しております。これについては『20年以上前の言動を「徹底総括しろ」と言われたら』という原稿で現在の考えを詳細に記しておりますので、ぜひご一読ください。
他方で、この発言が作家デビュー後のもの、つい最近のものであり、私が現在もその発言内容と同様の考え方をしている人物であるかのようにミスリードするインターネット上の書き込みも見られます。
これは明らかに事実とは異なり、私の社会的な評価をおとしめるものです。このことについて、私自身、とても心を痛めております。
私としては、このような書き込みにより大きな精神的苦痛を被っており、インターネットを使用した情報発信をためらうこともありました。しかし、現代社会において、インターネットを使用した情報発信は不可欠なものであり、今後も継続していくつもりです。
なお、私自身を誹謗中傷するようなインターネット上の書き込みは、私自身の人格権を侵害するものですから、やむを得ず法的措置を取る場合もあります。このような書き込みをすることはご遠慮ください。
2020年10月20日